初めて彼と目が合ったあの瞬間、
心が一瞬で奪われたの。
映画みたいにドラマチックでもないし、
よくある恋愛小説のセリフでもない。
でも、確かに言えるのは──
あの瞬間から私は、もう彼に惹かれてた。
ただ隣にいられるだけでいいって思った。
でも本当は、もっと話したい、もっと笑い合いたい、
もっともっと、彼を知りたかった。
初めて会ったばかりなのに、
「やっと見つけた」って、心がささやいたの。
待ってたんだ、こんなふうに自然で、
優しくて、でもどこか強引に私の世界に入り込んでくる人を。
一緒に過ごせば過ごすほど、
もっと一緒にいたくなる。
バイバイした直後から、もう会いたくなってる。
ほんの数時間でも、我慢できないくらいに。
恋に落ちるって、こんなに一瞬なんだって
そして、こんなに確かなものなんだって──
彼の腕の中で、私は気づいたの。
この幸せが永遠に続いてほしい。
だって私は、彼に夢中だから。
「離れる」なんて言葉、私の辞書にはもう存在しない。
そう思える恋に、私はいま、生きてる。
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