「愛する貴女の優しい心遣いに 僕は 毎日毎日惚れ直してしまいます」
そんなふうに綴られた彼のメールを開いたとき、
ふわりと胸の奥が、雨上がりの空みたいに晴れた。
彼からの手紙はいつも、小さなサプライズの箱みたい。
お茶目な一文にくすっと笑って、
また次の一言に心をつかまれてしまう📨
でもね。
「毎日毎日惚れ直してしまいます」だなんて。
ずるいよ、それ。
むしろ私の方こそ、って…思わず画面にそっとささやいてた。
彼が、どんな時も私を大切にしてくれること。
すべての中で、私を一番にしてくれること。
それはただの優しさじゃなくて、深くて静かな「愛」だと思う。
それに私は、感謝しきれるほど賢くない。
だから、せめて――
自分の中にある限りの優しさと、あたためてきた愛を
まるごと彼に差し出したいと思うの。
出逢ったころから、何度も繰り返してきた言葉がある。
「私、あなたの愛にちゃんと応えたい」って。
言わずにはいられなかったんだ。
そばにいると、そう思わせてくれるから。
どうしたらもっと応えられる?
それがずっと、私の中でいちばん大きな問い。
彼が笑ってくれるなら、
私は、なんだってできる気がしてる。
でも彼は、何も求めようとしない。
ただ、私をまるごと愛してくれるだけ。
そんな人だからこそ、
ちょっとだけ不安になる。
雨が止んだあとの、空の青さみたいに
あまりにも綺麗すぎて、儚く感じるの。
だけど――信じてる。
六月の陽だまりみたいに、
そっと、でも確かに心をあたためてくれるその人を。☀️
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本当に心配りの出来るやさしいお姫様です。
交際クラブ
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